すっころび

私はあせっている事が多い。時間が
間にあうか間にあわないか、
むしろ間にあわない寄りのぎりぎりの
時間になって物事を始めるので、
一番肝心な所が失敗したりする。

今日は玄関を出た途端すっころんで
しまって、手の平を擦りむいた。
漫画みたいに、前のめりにずてん、と
転んだのである。いい年齢なので、
痛いというより、恥ずかしいという
気持ちが強くて、あわてて起きあがった
が、手には血がにじんでいた。

しかも、今日メインであった、レポートを
持って行き忘れた。

いつもの事ながら情けない。
こういう日は何をやってもうまく行かない。