69 Sixty nine

2004年7月14日 読書
村上龍 集英社

村上龍さんの作品はどれもエネルギッシュ。
熱帯雨林系、むしむしとしたエネルギーが
感じられる作品ばかりだと思う。学生の頃は、
その生生しい表現がちょっと苦手で、
距離をおいていたのだけれど。
この年になって、やっと、それを受けいられる
ぐらいの自分のキャパがあるように
なったように感じる。

学生運動時代の、高校生を描いている
のだけれど、面白い。
当時影響力のあった歌手や作家名などを、
ここあそこにちりばめているのが、クールだなと。
その大半を知らないけど・・・

最近読んだ本の中では、久々にきた〜って感じ。
クドカンの作品も見てみたいな。

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