長崎オランダ村

2004年7月21日 読書
村上 龍 講談社

69の主人公達が大人になって・・・という
続きらしいが、全く別物と考えていいと思う。
10年も前に、日本にいる外国の方の話を
書いているのがすごいと思う。カポイエラとか
とりあげているし。

国際化って難しいと思う。きれいな事は色々
言えるけど、実際、問題も山積みで。
何かそんな事を考えさせられる一冊かな。

前も書いたけど、村上龍さんの作品は
肉感がすごくある。

話は変わって
ある雑誌かなんかで、村上龍さんが、恋愛相談
かなんかに、答えるのがあって。もうばっさばっさ
切り捨てているの。私は、恋愛至上主義なんですけど・・・
というのに対して、くだらない〜みたいな
アンサーで。なんで、龍さんが恋愛相談?
龍さんにとっては、恋愛はきれい〜なものでは
なくて、「肉欲」ではないか?そんな感じがする。
きっと恋愛にあまりウエイトをおいていないと思う。
もっと興味がある事が色々ありそう。
そんな龍さんが、恋愛相談というのもおかしかった。

コメント