写真や映画より本や絵画の方が好きだ。

人には感覚において優れている部分に
差があるという。
どうやら私は、映像を見て理解すると
いう事において、かなり人よりも能力が
劣っているようだ。
なので、映画を見終わった後、
「あのシーンってどういう意味だったっけ?」
ってなる事が多々あり、いらいらする。

また、友人が以前このことについて
書いていた気がするのだが、写真や映像は
見えすぎる。本や絵画においては、
自分のイマジネーションを使っていくらでも
世界を広げていくことができる。
しかし、写真、映像はそれそのもので
世界を示しているのであって、それ以上の
広がりを持たない。写真や映像の色や動きを
美しいと思うことがあるが、本や絵画で
得る深い感動とは違うレベルのものである気が
する。

これは、個人的な嗜好と、初めにも書いたように
私の映像処理能力が人よりも劣っているという
からかもしれないが。

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