となり町戦争

2005年7月4日 読書
三崎 亜記 集英社

すばる新人賞受賞作。なんだかこなれない
文章だなぁ、と思ったらやっぱり新人賞
なのだな。

チャート(図)などが挿入されているのだが、
それはいらないかな、と思った。

もう、最近の文学は文字だけで
伝えることは無理なのだろうか・・・。
視覚的に訴えないと。
舞城氏のデカ文字もそうだけど。

「戦争」という題名がついているが、
戦争の実態は描かれない。
それがすごく不思議な感じを与える。
直接的には戦争は起こっているように
感じさせない・・・けれど確実に
死者はでている。

これは、これで面白い作品だった。

おすすめを聞いて、最近、読書を
しているので、ものすごいはずれというのが
でなくて、どれも最近読んでいるのは
面白い。

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