センセイの鞄

2005年10月26日 読書
川上 弘美 平凡社

2001年、谷崎潤一郎賞を受賞した作品。

多分、こういうのが好きな人はすごく好きだと思う。
最近、べったりとした恋愛ものから、
やや興味が薄れているので、評価はまあまあかな。

古道具屋 中野商店の方が私は好きだな。

とぼけたような日本女性作家独特の
ぬめりみたいなのの出し方は、
極めて特徴的かつ秀逸である。

センセイの前の奥さんの奇妙なエピソードの数々は、
意表をつかれて面白かった。

コメント