アンリ・カルティエ＝ブレッソン展

「物語が進行している写真」というのが、彼の
作品を見たときに感じた一番の印象だ。

私も、なんらかの時に写真を撮る機会があるが、
単にそれは、記録したもの、または色や形の
面白さの表面を切り取ったものにすぎない。

彼の作品には、シャッターがおろされる、
前後の物語が感じられる、そして生命が宿っている。

水面のさざなみを光をうまく使って写しているものが
好きだった。

文章や絵画はいくらでも推敲できるが、
カメラは、偶然うまれる面白い構図を一瞬に
してとらえなければならない。
その奇跡的ともいえる瞬間をいくつも
生み出している、彼は、まさに天賦の才能の与えられた
写真家である。
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アンリ・カルティエ＝ブレッソン展
会場：サントリーミュージアム [天保山]
会期： 2006年3月11日（土）〜4月16日（日）
開館時間： 10:30〜19:30（最終入場は19:00まで）
休館日： 毎週月曜日（3/27、4/3は開館）

入場料
大人 500円（300円）
シニア（60歳以上） 300円
団体（大人10名以上） 1名300円
学生（学生証提示）および小人は無料。