原 研哉 岩波書店 2003 ¥1,995
少し前に読み終えていたのですが、感想を書くのが
難しいな、と結構ずるずる時間が経ってしまいました。
とにかくも、お気に入りの1冊なので、
レビューしようと思います。
まず、デザイン史がだーっと紹介されています。
そして、彼が関わったデザインの
例が紹介されています。
・松屋銀座リニューアルプロジェクト
・他のデザイナーやアーティストたちとコラボした
Re Design展
・お酒のビンのパッケージデザイン
・そして無印良品
あとは、建築や愛知万博などの話もでてきます。
私が、谷崎の「陰翳礼讃」を読もうと思ったのは、
この本ですすめていた事にも影響を受けています。
とにかく取り上げられている事例がとても
多岐に渡っていてデザインの幅広さを思い知らされ
ました。
デザインに興味がある人はなんらかのヒントや学ぶ所が
あると思います。
あと、特に印象深かったのは、車のデザインの話。
例えば、車を作るとして、性能だけでなく
デザインというものが非常に重要になります。
ヨーロッパ車の持つ美しさには、日本車は
太刀打ちできていない、それはすなわち、
長い歴史を通じた、国民の根底にある美的感覚の
圧倒的な違いから生じるという事です。
もちろん日本にも、美の感覚はありますが、
それは、西洋的なものとは、
また異なった感覚であるからです。
この本の装丁はもちろんこだわって
作られていて、表紙のフォントも
シンプルなのに素敵なのです。
原デザイン研究所HP
http://www.ndc.co.jp/hara/
少し前に読み終えていたのですが、感想を書くのが
難しいな、と結構ずるずる時間が経ってしまいました。
とにかくも、お気に入りの1冊なので、
レビューしようと思います。
まず、デザイン史がだーっと紹介されています。
そして、彼が関わったデザインの
例が紹介されています。
・松屋銀座リニューアルプロジェクト
・他のデザイナーやアーティストたちとコラボした
Re Design展
・お酒のビンのパッケージデザイン
・そして無印良品
あとは、建築や愛知万博などの話もでてきます。
私が、谷崎の「陰翳礼讃」を読もうと思ったのは、
この本ですすめていた事にも影響を受けています。
とにかく取り上げられている事例がとても
多岐に渡っていてデザインの幅広さを思い知らされ
ました。
デザインに興味がある人はなんらかのヒントや学ぶ所が
あると思います。
あと、特に印象深かったのは、車のデザインの話。
例えば、車を作るとして、性能だけでなく
デザインというものが非常に重要になります。
ヨーロッパ車の持つ美しさには、日本車は
太刀打ちできていない、それはすなわち、
長い歴史を通じた、国民の根底にある美的感覚の
圧倒的な違いから生じるという事です。
もちろん日本にも、美の感覚はありますが、
それは、西洋的なものとは、
また異なった感覚であるからです。
この本の装丁はもちろんこだわって
作られていて、表紙のフォントも
シンプルなのに素敵なのです。
原デザイン研究所HP
http://www.ndc.co.jp/hara/
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