雨に唄えば

シェルブールの雨傘などとごっちゃになっていて
全編おしゃれ映画かと思ったらそうでもなく。

ストーリーはサイレントムービーからトーキーに
映画のスタイルが変わり、それにまつわる
映画俳優と舞台女優の恋愛ストーリーなどで、
他愛もないお話です。

タップダンスが多く軽やかな印象を受けます。

雨の中で、主役のジーン・ケリーが踊りまくる
シーンは、雨ざあざあでした。

あと、最後の方は期待していた、ダンスシーンも多く
特に男女ペアで踊って、女性が、白い布をまとって、
それが風にたなびいて、ふわふわと立ち上っていく
シーンはとても素敵。当時としては、非常に斬新
だったのでは、ないかな、と思います。

長年の支持があるのが分かる、見終わって、とても
爽快感が残るミュージカル映画です。
やはり、ダンスシーンがどれもよいですね。

今の季節にぴったりの作品。