陰日向に咲く

2006年7月21日 読書
劇団ひとり 幻冬舎 2006/01 ¥1,470

評判がいいのでずっと読んでみたかった。

うまい。プロの小説家であっても、
このレベルまで達していないものが
多々ある中、
立派に勝負できている作品である。

シチュエーションなど、お笑いのネタで
考えることも多いだろう、それは、小説の
ストーリーを考え出す作業とリンクしている
のかもしれない。

表現がこなれておらず、何度か読み返さないと、
すっと理解できない箇所もあったが、
人情もの、ちょっとほろりとする話を
笑いを含めつつ描いていてどの話も
楽しめた。

また彼が、小説書くことあるのかな?
是非是非、執筆活動は続けて欲しい。

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