ウイリアム・モリス展
19世紀にイギリスで活躍した画家、
工芸デザイナー、作家、詩人、会社経営者、
社会主義運動家など様々な側面を持つ
ウイリアム・モリスのテキスタイル・壁紙を
中心とした展覧会。

7月30日まで、という事で、滑り込みで最終日に
行って来ました。

京都駅って、大阪から遠い印象があるけれど、
JRで行くと、30分ぐらいでびゅーんといけて
しまい、思ったより近いです。
市内に出るのは駅からそこそこ時間かかるけど。

主に植物モチーフを中心とし、
時には動物を取り入れ、作り出される、
曲線中心の壁紙のパターンは、とても優しくて
優雅で、生活に美を、というモリスの思想が、
しっかりと伝わってきます。

ウイリアム・モリス=アーツ・アンド・クラフツ運動
という、中学の教科書かなんかの文字情報のみ
しか前知識がなく、それだけに意外な面白さがありました。

作品には、野に咲く花のような、控えめな美しさがあります。

現代においてもなお、家の内装の壁紙のパターンとして
素敵だろうし、
一筆箋のデザインとしても(会場で売られていました)
いいなあ、と思いました。

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ウイリアム・モリス展

JR京都駅
伊勢丹 美術館「えき」KYOTO
〜7月30日(既に終了)

コメント

nophoto
いも
2006年8月2日8:03

ウイリアム・モリスと言えばデザイン史でもでっかくフィーチャーされてた人だよ。デザインの父と言われてた人だったはず。駅ビル最近行ってないな。行きたいわ!

nophoto
CELIA
2006年8月2日11:12

そうなんやー、全然知らなかったあ。
非常にデザイン性が高いと思っては、
いたのですが、まさか
「デザインの父」だったとは・・・。
きれいで楽しかったよ。

いもちゃんのおうちからだったら、ほんま
京都駅近いよね。JRで
通り過ぎながら、思っていました。