アキハバラ@DEEP
2006年8月31日 読書
ISBN:4163235302 石田 衣良 文藝春秋
2004/11/25 ¥1,700
(若干ネタバレあり)
私は、☆5つ中、☆3.6という評価。
小説の世界だけにとどまらず、コピーライター出身で、
テレビ番組のプロデュースや、テレビ、雑誌などでも
華やかな活動を繰り広げられている、石田氏だから
こそだなあ、という感のある、取材力と設定
ではあると思う。
2年前に書かれているので、当時としては、サイバーの
世界に目をつけたのは早かったのではないだろうか。
色々な問題を抱えた若者達が、悪に向かって立ち向かうー
ここらあたりを書かせると、石田氏は抜群にうまい。
だが、AIのセリフ立ち回り、最後の戦いでは結局、
アナログな方法で戦うのか、といった部分の設定に
細部のつめ方が甘いな、と感じた。
これは、もともと映像化をにらんで、見せ場的な
雰囲気を出すためかもしれないだけれど。
映画化にあたり、アキラ役の山田優が、メイドさんの
格好で宣伝にあたっていたが、メイド服が似合わないなあ、
と思いながら見ていた。
顔が小さくて、スレンダーで、すずやかな顔立ち
である事が、マイナスに働く事もあるんだな。
でも、格闘家としての、立ち回りはさすが、迷彩の服も
似合っていたように思う。
ウェブ進化論とセットでどうぞ。
2004/11/25 ¥1,700
電脳街の弱小ベンチャー「アキハバラ@DEEP」に集まった若者たちが、不眠不休で制作した傑作サーチエンジン「クルーク」。ネットの悪の帝王にすべてを奪われたとき、おたくの誇りをかけたテロが、裏アキハバラを揺るがす
(若干ネタバレあり)
私は、☆5つ中、☆3.6という評価。
小説の世界だけにとどまらず、コピーライター出身で、
テレビ番組のプロデュースや、テレビ、雑誌などでも
華やかな活動を繰り広げられている、石田氏だから
こそだなあ、という感のある、取材力と設定
ではあると思う。
2年前に書かれているので、当時としては、サイバーの
世界に目をつけたのは早かったのではないだろうか。
色々な問題を抱えた若者達が、悪に向かって立ち向かうー
ここらあたりを書かせると、石田氏は抜群にうまい。
だが、AIのセリフ立ち回り、最後の戦いでは結局、
アナログな方法で戦うのか、といった部分の設定に
細部のつめ方が甘いな、と感じた。
これは、もともと映像化をにらんで、見せ場的な
雰囲気を出すためかもしれないだけれど。
映画化にあたり、アキラ役の山田優が、メイドさんの
格好で宣伝にあたっていたが、メイド服が似合わないなあ、
と思いながら見ていた。
顔が小さくて、スレンダーで、すずやかな顔立ち
である事が、マイナスに働く事もあるんだな。
でも、格闘家としての、立ち回りはさすが、迷彩の服も
似合っていたように思う。
ウェブ進化論とセットでどうぞ。
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